職業訓練相談で求職活動実績にする方法

求職活動実績
  • ハローワークで職業訓練相談をすると求職活動実績になる。
  • 相談した時点で、1回の相談が1回の求職活動実績。
  • ハローワークに行って受付で申し込めば、その日のうちに相談できる。
  • 職業訓練相談をしたとしても、べつに申し込みしなくてもよい。

ハローワークで職業訓練の相談をすると、その相談は求職活動にあたります。相談の終わりにスタンプを押してもらえるので、失業認定のときに実績としてみてもらえます。

職業訓練で身に付けたいスキルや資格がある人は、職業訓練相談を利用してみるとよいでしょう。

職業訓練相談は、職業訓練に興味がある人なら誰でも利用できます。相談なので話をする必要があるのが少し気が重いかもしれません。転職サイトのセミナーを受講する方法も求職活動実績になるので、私はセミナーで失業認定してもらっていましたよ。

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職業訓練で求職活動実績

ハローワークで職業訓練の相談をすると求職活動実績になります。

1回の相談が1回の求職活動実績です。

職業訓練相談が終ったときに、雇用保険受給資格者証に『訓練相談』のスタンプを押してもらえます。

つまり、職業訓練の相談は、失業認定のときに求職活動実績としてみてもらえる求職活動の一つというわけです。

私はITスキルの職業訓練に興味があって相談窓口で話を聞いたことがありました。そのときにスタンプを押してもらえたので、求職活動実績1回分になりました。

職業訓練相談で求職活動する方法

  1. ハローワークの受付で、職業訓練相談を利用したい旨を伝える。
  2. 受付番号を受け取る。
  3. 番号が呼ばれたら相談窓口へ行って、相談員と話をする。
  4. 相談の終わりに、雇用保険受給資格者証に押印してもらう。

職業訓練相談で求職活動する方法は、ハローワークの相談窓口で相談するだけです。

訓練相談専用の窓口があるハローワークもありますが、職業相談と流れは同じです。

職業訓練相談を利用するときは、とくに予約などは要りません。ハローワークに行って受付で申し込めば、その日のうちに相談できます。

職業訓練のパンフレットを入手しておく

職業訓練のパンフレットを入手しておくと、疑問点や聞きたいことがいろいろ出てくると思います。職業訓練相談でも、話しやすくなるはずです。

職業訓練のパンフレットは、ハローワークに置かれていたり、労働局のホームページにも掲載されています。

どんな職業訓練があるのかを、まずパンフレットで見てみるとよいでしょう。

興味がある職業訓練を絞っておくとよい

職業訓練相談を利用するにあたって、興味がある職業訓練やスキルを絞っておくと相談員と話しやすいです。

職業訓練相談では、「なぜその訓練に興味があるのか」「職業訓練を受けてどうなりたいのか」など、職業訓練を受ける動機を聞かれます。

「未経験だけど、スキルを身に付けてやってみたい。」「資格を取って、次の就職に活かしたい。」など、職業訓練を受けたい動機を答えられると相談がスムーズに進みます。

いままでの自分の職歴に関係するスキルや資格を習得できる職業訓練なら、説得力があると思います。

職業訓練相談できるハローワークは一部

職業訓練相談を利用できるハローワークは、職業訓練の申込みを受け付けているハローワークに限ります。

失業認定で行っているハローワークなら問題なく職業訓練相談できます。

ただ、ハローワーク関連施設(ワークプラザや就職情報室)などでは、職業訓練相談ができるとは限りません。

失業認定で行っているハローワークではないハローワークを利用したい場合は、職業訓練相談できるかどうかを確認したほうがよいかもしれません。

申し込みしなくても求職活動

  • 職業訓練相談は相談した時点で求職活動実績になる。
  • 職業訓練に申し込みをしなくてもよい。
  • 何度も職業訓練相談を繰り返すのは不自然。

職業訓練相談は、相談が求職活動にあたるため、申し込みは実績とは関係ありません。

職業訓練に申し込みしなくても、相談したことを求職活動実績として申告できます。

「相談だけの場合、求職活動実績にならないのでは?申し込みをすれば実績になるのでは?」と思う人もいるかもしれません。

でも、ハローワークで職業訓練の相談をした時点で求職活動実績になります。

失業認定のために求職活動実績がほしい人は、職業訓練相談も一つの方法として覚えておくと便利です。

申し込みしなくてもいいが何度も相談できない

職業訓練相談の利用履歴(いつ、何の訓練の相談をしたかなどの内容)はハローワークに残ります。

何度も職業訓練相談を利用するのは不自然に見られます。「職業訓練を受ける気がないのに、求職活動実績のために相談している。」と思われると、あまり印象が良くないでしょう。

求職活動実績のために職業訓練相談を利用したいなら、失業保険受給中に1~2回が適切です。

失業認定のたびに求職活動実績が必要ですが、さすがに職業訓練相談だけでは厳しいです。転職サイトのセミナーを受講する方法でも実績になるので、早めに転職サイトに登録しておくと便利ですよ。相談しなくてもいいし。

転職サイトのセミナーで求職活動実績にする方法【参加証明書付き】

職業訓練説明会も求職活動

ハローワークでは、職業訓練説明会を開催しているところがあります。

職業訓練説明会に出席することも、求職活動実績になります。1回の出席が1回の求職活動実績です。

職業訓練の受け方や、職業訓練の流れなどを説明してくれます。説明会の終わりに、雇用保険受給資格者証にスタンプを押してもらえます。

失業認定申告書の書き方

職業訓練相談で求職活動した場合、失業認定申告書の書き方は上図のとおりです。

『(ア)公共職業安定所』に○をして、利用したハローワークの名称、職業訓練相談でどんなことを相談したか。…を記入します。

まとめ

  • ハローワークで職業訓練相談をすると求職活動実績になる。
  • 相談した時点で、1回の相談が1回の求職活動実績。
  • ハローワークに行って受付で申し込めば、その日のうちに相談できる。
  • 職業訓練相談をしたとしても、べつに申し込みしなくてもよい。